国名:日本民主主義人民共和国

  英語では「Democratic People's Republic of Japan」と表記し、略称は「DPRJ」。
  国内での略称は「共和国」であり、共産主義陣営では「日本共和国」と呼ばれるが、
  自由主義陣営は「北日本(North Japan)」と呼んでいる。
  このように、我が共和国を「北日本」と呼ぶ資本主義の豚どもは、
  我が国が日本唯一の正統国家であり、その主権が日本全土に及んでいる事を
  こうした蔑称を用いる事により北部のみに限定させて、
  国家の正当性と全土に及ぶ主権とを否定しようと企んでいる輩である。


 国旗:白地に赤い星


 首都:札幌

  現在、共和国の首都は札幌に置かれている。
  これは共和国の統治下にある日本北部の中央に位置し、
  友好国であるソ連を地理的に緊密な連係を取る目的と同時に、
  津軽海峡を挟むことにより南日本からの侵攻を防ぐ意味合いもある。
  また、海を隔てた東北地方の統治を円滑に行うために、
  仙台を副首都と定め、本州地方行政の一定権限を与えている。


 建国:1948年9月9日

  1948年8月13日に、日本南部の指導者・吉田茂は、
  日本北部を無視する格好で「日本民国」の独立を宣言。
  これに激怒した日本北部の指導者・徳田球一は、
  ソ連のスターリン同志の後援も受けて、独立を宣言。
  1948年9月9日、ここに「日本民主主義人民共和国」が成立する。


 国土:20万1499平方キロ
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日本本来の国土(南樺太・千島列島含む)は
42万4280平方キロであるため、
現在、我が共和国は全国土の47.5%を統治下に治めている。

地域名
面積
北海道
7万8422平方キロ
南樺太
3万6090平方キロ
千島列島
1万0355平方キロ
東北地方
6万3986平方キロ
新潟県
1万2582平方キロ
東東京市
61平方キロ



 人口:3125万人

  現在、日本共和国には3125万人の国民がおり、
  南日本が人口9258万人であるため、南北の人口比は1:3となっている。

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民族名
民族人口
人口比率
居住分布
日本民族
2978万人
95.30%
日本共和国内の全土
ロシア民族
117万人
3.74%
主に南樺太
アイヌ民族
27万人
0.86%
南樺太・千島・北海道
朝鮮民族
3万人
0.01%
東北・南樺太の一部


 行政区域:1都 1道 1府 13県 1特別市

  1978年、北海道分権法により北海道を1都6県に再編。
  これによって現在、我が共和国の行政単位は
  1都・1道・1府・13県・1特別市の構成となっている。
  また、都道府県とほぼ同等の権限を持つ政令指定都市は、
  北海都の札幌市と、宮城府の仙台市の2都市です。

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行政区域名
県庁所在地
人口
構成地域
北海都 札幌市
584万人
石狩支庁・後志支庁・空知支庁南部
南樺太道 豊原市
420万人
樺太南部
宮城府 仙台市
315万人
旧宮城県
千島県 単冠市
21万人
千島列島(北方四島を含む)
北見県 北見市
48万人
網走支庁・宗谷支庁
釧路県 釧路市
62万人
釧路支庁・根室支庁
十勝県 帯広市
56万人
十勝支庁
上川県 旭川市
82万人
上川支庁・留萌支庁・空知支庁北部
日高県 苫小牧市
97万人
日高支庁・胆振支庁
渡島県 函館市
126万人
渡島支庁・檜山支庁
青森県 青森市
172万人
青森県
岩手県 盛岡市
168万人
岩手県
秋田県 秋田市
148万人
秋田県
山形県 山形市
152万人
山形県
福島県 福島市
264万人
福島県
新潟県 新潟市
328万人
新潟県
東東京特別市
82万人
墨田区・江東区・江戸川区西部


 国内政策

 職業環境
   政府公表で5%、実質的には10%に迫る失業率となっている南日本に比べ、
   我が共和国では職業斡旋の仕組みが完璧である為、失業率は0%である。
   就職に関して国が親身に面倒を見る為、南日本のニート問題とは無縁であり、
   また、共和国では国の指導により全ての人民が豊かに暮らせる賃金を保証しているが、
   一方の南日本では雇用側と国とが結託し、労働法の改悪を続けていおり、
   大変劣悪な条件で働かされている労働者には、同じ民族として同情を禁じ得ない。

 食糧事情
   広大な平野で増産される稲作、豊かな海産資源、大規模な酪農業。
   米・魚介類・食肉・乳製品、我が共和国ではこれらが自給率100%を越え、
   人民の飢えが皆無などころか、あまった食料は他の共産国家へと輸出している。
   当然、我が人民が生産した食料は美味で安全である。
   一方南日本では、食糧のほとんどを輸入に頼っており、
   特に米帝からは強硬な圧力が掛けられて、
   売国的な南日本政府によって人民は、
   農薬漬けの農作物やBSE検査も皆無な牛肉などを食べさせられている。

 公共サービス
   電気や鉄道・郵政・通信など、人民の生活に必要不可欠な公共サービスは、
   共和国の管理によって、安全的かつ安定的に運営されている。
   これは人民の生活を第一に思ってのことである。
   一方南日本では、利益優先を方針に公共サービスを蔑ろとしている為、
   発電所の原発事故や鉄道の脱線事故、安易な公共料金の値上げなど、
   人民に苦難ばかりが押しつけられている。

 福利厚生
   我が共和国では、高齢者や病人への手厚い介護・福祉が保証されており、
   各地域ごとにスポーツ総合クラブが組織されいるので、
   人民は生き甲斐と健康を手に入れる事ができ、国の医療費も軽減され、
   人民は何一つ心配することもなく、平和な一生を送れる仕組みとなっている。
   また災害などで被害を受けたとしても、復興費用のほとんどを国が保証し、
   突然の天災被害にも、国によって手厚く保護されている。
   一方南日本では、医療費の人民負担は天井上がりに上昇しており、
   年金や健康保険も壊滅状態であるのに政府は無視するばかり。
   災害にあった被害者にも、ほとんど援助が与えられないのが実状である。
   このような無責任な対応も、政府は全て「自己責任」の一言で片づけている。

 教育環境
   国家にとって最も重要なのは優秀な人材の育成であり、
   そのため我が共和国は、この教育に最も力を注いでおり、
   小学生から大学院まで全て無料で教育を受けられる。
   こうした国家の恩義に応えようと、学生たちも懸命に勉学に励むため、
   共和国の教育レベルは世界最高峰に達している。
   一方南日本では、私立と公立との教育格差が広がっており、
   特に国公立大学の独立行政法人化によって学費は上昇の一途を辿り、
   貧しい者は学ぶ機会さえ奪われて、貧富の格差が激しくなるばかりである。

 人口問題
   人民や労働者が国の宝である事を充分に認識している我が共和国では、
   裕福な食糧事情と手厚い福利厚生から、
   母親が安心して子供を産むことができる社会が出来上がっており、
   共和国の人口は祖国解放戦争の休戦以降、常に右肩上がりである。
   一方南日本では、政府や資本家など一部の特権階級によって、
   国民は搾取の源としか捉えられておらず、
   こうした不幸な社会構造により、出生率は低下の一途を辿っている。

 宗教対策
   もちろん我が共和国では、諸悪の根元たる宗教は全て禁止であり、
   高度な教育を受けた人民も、その害悪性を充分に認識している為、
   宗教に帰依している人物など1人もいない。
   一方南日本では、宗教の危険性に対する知識に乏しく、
   また政権与党内に宗教政党を組み込むことにより、
   人民を支配する手段として、大いに悪用しているのが現状である。

 政治腐敗対策
   我が共和国では、共産党が優秀な人材を育成・選別して候補を立て、
   人民も彼らへ100%の得票率で応える。
   そのため腐敗とは一切無縁であり、人民第一の政治が行われている。
   一方南日本では、扇動政治家が独裁を行う政党と宗教政党との連立政権により、
   財界との癒着で政治家は腐敗の一途を辿り、
   優遇された大企業によって労働者は搾取され、
   宗教政党の横暴がまかり通ることで人民の自由も抑圧されている。


 国家周辺の東アジア地図

(国旗にカーソルを合わせると略説を表示)


 追悼演説:我らが徳田球一同志に捧ぐ(演説者:野坂参三同志)

  我々は一人の英雄を失った。
  しかし、これは敗北を意味するのか?
  否!始まりなのだ!
  南日本に比べ、我が共和国の国力は30分の1以下である。
  にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か?
  同志よ!我が日本共和国の戦争目的が正義だからだ。
  これは同志らが一番知っている。
  戦前、我々は特高に追われ、投獄させられた。
  そして、一握りの資本家らが世界規模にまで膨れ上がった経済界を支配して50余年、
  バラックに住む労働者が権利を要求して何度踏みにじられたか。
  共産主義が掲げる人類一人一人の幸福のための戦いを未来が見捨てるはずはない。
  我らが指導者!同志らが愛してくれた徳田同志は死んだ。
  何故だ!?
  
    (米帝が悪だからだ!!)
  
  新しい時代の覇権を選ばれた人民が得るは、歴史の必然である。
  ならば、我らは襟を正し、この戦局を打開しなければならぬ。
  我々は過酷な労働を生活の場としながらも共に苦悩し、
  錬磨して今日の文化を築き上げてきた。
  かつて、カール・マルクスは人類の革新は労働者たる我々から始まると言った。
  しかしながら資本家のブタ共は、
  自分たちが人類の支配権を有すると増長し我々を搾取する。
  同志の父も、子もその資本家の無思慮な搾取の前に死んでいったのだ!
  この悲しみも怒りも忘れてはならない!
  それを、徳田主席は! 死をもって我々に示してくれた!
  我々は今、この怒りを結集し、資本家どもに叩きつけて、
  初めて真の勝利を得ることができる。
  この勝利こそ、革命殉教者全てへの最大の慰めとなる。
  人民よ立て! 悲しみを怒りに変えて、立てよ! 人民よ!
  我らが共産主義こそ選ばれた思想であることを忘れないでほしいのだ。
  優良思想である共産主義こそ人類を救い得るのである。
  
  コミンテルン・ウラー!!